第16回全国シェルターシンポジウム2013inもりおか・岩手
 
               共同アピール

 本年6月26日の衆議院本会議において「配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護等に関する法律」第三次改正案、及び「ストーカー行為等の規制等に関する法律」の改正案が可決成立しました。ストーカー規制法は2013年10月3日から、DV防止法は2014年1月3日から施行されます。
 二つの法律改正によって、「交際相手」からの暴力被害に対する支援策が拡充されることになりました。しかし、ストーカー規制法の施行直後、東京都三鷹市において、18歳の女子高校生が元交際相手に殺害されるという痛ましい事件が発生しています。求められているのは、被害者の命を守る法律の運用なのです。
 阿部総理大臣は「女性の人権を尊重」し、「女性が輝く社会を実現する」ことを世界に向けて公約しました。しかし女性の人権を侵害し命の存続を脅かす「性暴力」の根絶なしに、「女性の輝く社会」の実現はあり得ません。日本の社会から世界のあらゆる地域から、女性に対する暴力をなくすために、私たちは以下の通り要望いたします。

一、私たちは性暴力が根絶される社会をめざし、包括的な「性暴力禁止法」の制定を求めます
一、私たちは、売春防止法、ストーカー規制法、雇用機会均等法、児童虐待防止法、刑法等、性暴力に関わる関連諸法律の、国際基準にそった人権確立の視点による抜本的改正を求めます。
一、私たちは、緊急保護命令制度の新設を求めます。
一、私たちはDV在の新設を求めるとともに、強制力のある加害者再教育制度の実施を求めます。
一、私たちは、「被害者の立場に立った切れ目のない支援 」を実現するため、配偶者暴力基本方針の実行性のある改定を求めます。
一、私たちは、国、都道府県、市区町村によるDV根絶事業の継続的な予算拡充を求めます。
一、私たちは当事者支援の主要な担い手である民間サポートグループ及び性暴力救援センター等に対して、国の責任による財政支援の確立を求めます。
一、私たちは、DV/性暴力被害者の人権救済システムの確立を求めます。
一、私たちは、医療機関のベースとするDV/性暴力被害者回復支援センターの設置を求めます。

                            2013年10月27日
        
第16回全国シェルターシンポジウム2013inもりおか・岩手参加者一同
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2013-10-31 06:03 | カテゴリ:お知らせ・報告