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この世界地図は、世界経済フォーラムが毎年発表しいている『グローバル・ジェンダー・ギャップ・インデックス2013」です。赤くなるほど性差が激しいことを表しています。
日本の「性の平等」は国連加盟国136カ国中、105位です。先進国だと誇っていますが、女性に対する扱いは中東やアフリカの国々と大差がありません。

6月19日の東京都議会の本都議会で、塩村文夏(あやか)都議(みんなの党・35歳)が「妊娠や出産への東京都の支援策について」一般質問をしていた際、「早く結婚しろ」「子どもを産めないのか」といった暴言(セクハラ)を浴びせられる事態があった。先進国と言われる日本の首都の議会で人権侵害であるセクハラ発言が起きたことは、非常に恥ずべきことである。

ハンディの多い日常生活の中で、女性は懸命に生きている。結婚生活も出産も、最たるは育児および介護まで女性の役割と背負わされ、多くの女性が余裕のない生活を余儀なくしている。
結婚も出産も人それぞれ様々な事情があり、女性だけでの問題ではなく、社会の問題であり社会的に解決される必要があるから、塩村文夏議員が都議会で一般質問をしていたのである。

23日、鈴木章浩議員(自民党・51歳)は、やじは飛ばしていないと2度のインタビュうーに対して否定していたが、突如「セクハラやじ」を認め、都庁内の記者会見で、「早く結婚したほうがいい」と自身が発言していたことを認め、塩村文夏議員へ「配慮が足りなかった」と謝罪した。

しかし、鈴木議員の公約にも反する発言に、非常に歯切れが悪く、『私がそのような発言をしたかどうかには記憶がない。会見が今日になってしまったのは深く反省している』とのことだった。記憶にないのに反省する?この発言こそ、家庭モラルハラスメント男とそっくりな発言で、またまたびっくり。納得がいかない謝罪であった。

「子どもを産め!」などの複数のヤジも飛んだが、今の時点では名乗り出るものは居ない。俺だけじゃない他の奴もヤジったのだからと発言に責任を持たないというのは非常に卑怯である。卑怯というのは政治家として恥ずべきことである。

セクハラ発言の根源には女性への蔑視がある。女は二流と女性が周辺化されてるままの日本。日本の国がまっ赤に塗られたジェンダーギャップ地図の理由が、まさに証明された今回の都議会ヤジ事件である。

阿部政権は「女性が輝く日本」をかかげ、女性の就労支援や子育て支援を掲げているが、現在の男性中心社会の大勢の男性が「女性は結婚して家庭に入り、子どもを産み育てるべし」という伝統的家族観を強く持っていることをふまえて、「ジェンダー平等」を実行しないかぎり、「女性が輝く日本」にはなれないと思う。

日本が「女性が輝く日本」をつくっていくためには、第一に女性差別をなくし、一人前の人間として女性を尊重し、あらゆる決定機関に女性を重用し、「ジェンダー平等」を図り、日本がまっ赤に塗られたジェンダーギャップ地図をせめて黄緑色に塗り替えることが必要である。地図を塗り替えるのは、個人の努力だけでは不可能であり、まさに政権与党がやる気になって実行すれば可能となることである。

阿部政権が掲げる「女性が輝く日本」に異存はない。しかし今の状況では、ただ「パート・派遣・アルバイト」等、非正規職員として女性を低賃金で働かせる構造が強化されているのが現実である。「保育園」ができることは大歓迎である。しかし、結婚する女性を増やし子どもの数を増やすために、「保育園」をつくることが=女性の問題(暴力・貧困)解決ではないこと、真に「女性が輝く日本」をつくるためには「ジェンダー平等」を図らない限り、実現しないと考えている。


6月12日、福島でフォーラム『暴力をなくし 真に女性が輝く社会をつくろう』があり、参加してまいりました。この事業は「オックスジャパン」の資金援助によって実施されたものです。以下はその報告です。ぜひご覧ください。

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下のパンフレットは、福島で行われる『DV・性暴力被害者支援員養成 福島県集中講座』について書かれています。
詳しくお知りになりたい方は、画面をワンクリックし拡大してご覧ください。
画面が光って見えにくいので補足します。Ⅳ実戦セミナー郡山会場 9月25日(木)9:00~4:00までです。

福島県内の方や近県の方にとってはチャンスです。これだけ素晴らしい講師陣の研修講座を無料で受けられるなんて、めったにないことです。チャレンジしてみませんか。
締め切りは7月10日です。

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はじまる前の会場、福島で集中講座が行われたため、福島の女性が多かったのですが、この日も北海道から九州まで、「女性への性暴力をなくしたい」と願うたくさんの女性たちが、自主参加をしてました。

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今回のシンポはDV・性暴力を解決する一つの機関として、全国どこでもワンストップ支援センターの設置が必要だということが話題の中心でした。

★ はじめに佐藤香さんからの報告。
パープルダイヤル、パープルホットライン、よりそいホットライの相談の中で、デートDVが深刻化している。性暴力が多いこと、DVも性暴力も女性への差別意識が根底にある。背景には女性の貧困がある。
性暴力を受け、二次被害にあい、自殺に追い込まれるケースも少なくない。
ホットラインは最後の頼みの命綱である。

震災前からのDVが震災により情緒混乱を起こしている。暴力は震災と原発事故という二重に背負わされ、未来を見据えることができない被害により、個人の生活が混乱、暴力はここ2年連続で福島が最も多いという結果になっている。

★ 福島県警本部の三本ミチさんから報告。
福島は、福島警察、福島被害者支援センター、福島県産婦人科医会の3機関が連携し、『SACRAふくしま』を2013年4月1日開始してから1年間で、相談者134人中42人が適切な支援を受けることができた。

以下の資料は三本さん提供のプリントです。非常に参考になると思います。ぜひ拡大してご覧ください。

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★「BONDプロジェクト」の橘ジュンさんからの調査報告。
3000人の女の子たちの話を聞いた。自分の居場所がない→街へ。居場所がない=死にたい(自殺念慮)。
性風俗に働く女の子、ガールズバーに働く女の子103人に聞いたうち、74人が性暴力を経験していた。ガールズバーからピンサロへと移っていく。誰にも相談できない状況にある。背景に貧困による家族崩壊がある。
若年女性の自殺が増加している。

『10代20代の女の子の
3人に1人は、性暴力被害にあってます。 
2・5人に1人は、痴漢の被害にあっています。
5人に1人は、レイプ被害にあっています。 』

『性暴力被害にあった10代や20代の女の子の
2人に1人の加害者は恋人や男友達です。
15人に1人の加害者は実父母や義父母です。
6人に1人の加害者はネット上の知り合いです。 』

★私の感想
【こんなに多くの10代20代の若い女性たちが性暴力被害にあい、傷つき夢や希望を奪われ孤立し、なんの手立てもなく放置されてる現状を思うと胸が痛みます。性暴力被害者は自分の存在を汚れたものと思い、若い女性がAVの世界や水商売の世界に入っていく現実があります。その世界でさらなる性暴力を受け、壊れ潰されていく女性が余りに多いのです。

DV被害支援者は少からず居ります。しかし性暴力被害支援者はまだまだ少ないというのが実情です。性暴力の被害を折角勇気を出して相談したものの、相談の受け手が話を聞けなかったり、相談員の技量のなさにより更なる2次被害を受けてしまうことも少なくありません。

民間支援団体においても「安心できる環境でその人の話を信じて聴く」「安心できる人が側にいる」ためにもスキルを上げる必要があります。

福島ばかりではなく、性暴力支援員の養成は全国的に行われる必要があります。それを「国が予算をつけて養成」すればいいのです。若い女性が性暴力により精神的病に倒れたり、引きこもりになったり、労働を社会に還元できない状況が生じています。これは社会にとって大きなリスクではないでしょうか?

国がDV・性暴力根絶と被害者支援を本腰を入れてやるなら、解決への道は開けます。だけど残念ながら戦闘機を買うお金があっても、女性や子どもへの支援に出すお金がないと言うのが、この国の実情なんですね。】

写真の中の黒一点は、よりそいホットライン事業実施体である 一般社団法人 社会的包摂サポートセンター 熊坂義裕 代表理事 (医師・前宮古市長)です。よりそいホットラインには600団体、2500人の相談員が関わっています。
1年間の総呼数は1000万本を超え、1日平均かかってくる電話は2万9000件超となります。

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★近藤恵子さんのコメントから
「地域に住む一人ひとりが支援者になる』『当事者・支援者が声をあげ、いま周りにある適切な資源を使う、それが地域再生につながる」

「何が使えて、何が使えないか、使えないのはなぜか←こじあける」
「当事者にとって社会に欠けているもの。必要なもの←私たち支援者が同行者です」

「何処でもSACRAふくしまがあれば。福島の回復が全国の回復となります」

★私の感想
【『厚生労働省は新たなガイドライン』を作成しているとのことでした。ガイドラインが全国どこでも共通して使えるものになることを願います。ガイドラインによって、国費で全国にワンステップ・センターをつくる必要を痛感しました。

性暴力を振るうのは見知らぬ人ではなく、身近にいる顔見知りである加害者が、綿密な計画を立て性暴力を振るうのが現実なのですね。性暴力加害者は被害者が恥と考え、我慢し、誰にも相談しないこともちゃんと計算に入れてるのです。

一番危ないのが身近な人間だなんて、ショックですね。被害当事者が人間不信に陥るのも無理はありません。
決して短いスカートをはいていたのでムラムラしたからではありません。男性は性欲をコントロールできるのです。

なお、シンポジストから「夫婦間強姦は離婚した後も、PTSDに苦しむ」。「職場のセクハラは普段顔見知り、合意があったとみなされる」というコメントもありました。どちらも毎日のように起きてる事件だと思います。

性暴力をなくし、「真に女性が輝く社会」は近い未来に実現できるのでしょうか?・・・でも、私たちが黙り込んだらもっともっと酷い世の中になってしまうでしょう。 だから、「犯罪であるDV・性暴力」をなくすために、支援者だけではなく、私たち女性一人ひとりが当事者として、「DV・性暴力撲滅」のため立ち上がることが緊喫に必要とされてるのですね。】

写真は会場となった福島テルサです。

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駅前広場の花時計

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しゃれたデザインの駅前。

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「コセキ ユウジ」なにか記憶に懐かしいヒビキがある。帰宅してネットで調べたら小学生の時歌った『鐘の鳴る丘』(映画・佐田啓二主演)、中学生の時夢中で見た『君の名は』(映画・佐田啓二・岸恵子主演・菊田一夫原作)の作曲家だったんですね。明治43年福島に生まれられ、亡き母と同じ年代の方でした。

母は映画好きでした。主に「母物映画」(三益愛子・折原けい子・望月優子主演等)を観に私も連れて行かれました。母は映画を見てよく泣いていましたね。泣くために行ってたのか?と思うくらいに。お蔭で私も映画好きに。

『鐘になる丘』も『君の名は』も映画になる前はラジオ放送で欠かさず聞いていました。中学生なのに真知子巻きもしましたよ。白いマフラーで。姉の影響もあったんですけどね。歌はもちろんどちらも今も歌えますよ。

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福島駅、立派な看板ですね。

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ここは福島駅の女性用トイレです。化粧室があり、白っぽいすりガラスの更衣室がありました。こんな素敵なトイレははじめてです。

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駅の地下食品売り場、なんでも並んでました。

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こんなところに秋田美人・・・あれれ・・・たまご。

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ここは地下ではありません。クルミパン(140円)には大きなクルミがたくさん入っていました。大きなソーセージが入ったパンが(220円)。どちらもとても美味しかったですよ。秋田ではこんなパンはないな。。。ここでしばらく休憩。

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暮れゆく駅。

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福島の街・・・トワイライト。

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電車のエンブレムって素敵ですね。仙台でスーパーあきたこまちに乗り換えて帰宅しました。。

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2014-06-24 11:07 | カテゴリ:DV・モラハラ