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[ 岩手山麓 焼走り熔岩流 ]
何という世界だろう
風の音もなく、
黒々と果てなく続く大小の石、石、石、石、石……@@@
黒くごつごつした、不規則に穴が空いた石は、
雨水をあっさり地下まで通し、
命が宿ることを許さない。
濃い緑と白っぽい薄緑の2種類の杉苔が、
石にしがみつき、
真夏の40度の日照りに耐え
真冬の-20度の氷に耐えて生きている。
私は、石たちに容赦なく弄ばれ、足をすくわれまいとして、
たった1キロの道程に、酷く緊張を強いられ、疲れてしまった。
国指定特別記念物の石たちは、300年になろうとする今も、
真っ赤な火になって走った山の斜面に、長さ3km、最大幅1,5km、
固く黒々と誇り高く、石@石@石@石@@@…、そこに在る。
私は黒々と広がる異様な世界に圧倒され、絶句して立ちすくむ。
何という世界だろう
byマリコ
10月23日(水)、私は秋田宮沢賢治愛好会(研究家 榊昌子先生)のみなさんと一緒に、「石っこ賢治さん」が歩いたという岩手山麓の焼走り溶岩流を散策してきました。
想像を絶する焼走り熔岩流の世界を写真でご覧ください。

緑と白の2種類の杉苔

写真の右側に鎖が2本張られていますが、そこが歩道です。

既に、紅葉がはじまっていました。

焼け走り熔岩流の尽きたところに賢治さんの詩碑『熔岩流』があります。

『熔岩流』の詩碑を囲む愛好会の会員。この後、榊昌子先生から『熔岩流』を読んでいただき、至福の時間を過ごすことができました。

詩碑はこのような林の中にあります。

熔岩流と賢治さんの詩碑とお別れです。白く頭がちょこんと写ってるのが、みんなが盛岡駅から乗って行った大型タクシーです。

[ 岩手山麓 焼走り熔岩流 ]
何という世界だろう
風の音もなく、
黒々と果てなく続く大小の石、石、石、石、石……@@@
黒くごつごつした、不規則に穴が空いた石は、
雨水をあっさり地下まで通し、
命が宿ることを許さない。
濃い緑と白っぽい薄緑の2種類の杉苔が、
石にしがみつき、
真夏の40度の日照りに耐え
真冬の-20度の氷に耐えて生きている。
私は、石たちに容赦なく弄ばれ、足をすくわれまいとして、
たった1キロの道程に、酷く緊張を強いられ、疲れてしまった。
国指定特別記念物の石たちは、300年になろうとする今も、
真っ赤な火になって走った山の斜面に、長さ3km、最大幅1,5km、
固く黒々と誇り高く、石@石@石@石@@@…、そこに在る。
私は黒々と広がる異様な世界に圧倒され、絶句して立ちすくむ。
何という世界だろう
byマリコ
10月23日(水)、私は秋田宮沢賢治愛好会(研究家 榊昌子先生)のみなさんと一緒に、「石っこ賢治さん」が歩いたという岩手山麓の焼走り溶岩流を散策してきました。
想像を絶する焼走り熔岩流の世界を写真でご覧ください。

緑と白の2種類の杉苔

写真の右側に鎖が2本張られていますが、そこが歩道です。

既に、紅葉がはじまっていました。

焼け走り熔岩流の尽きたところに賢治さんの詩碑『熔岩流』があります。

『熔岩流』の詩碑を囲む愛好会の会員。この後、榊昌子先生から『熔岩流』を読んでいただき、至福の時間を過ごすことができました。

詩碑はこのような林の中にあります。

熔岩流と賢治さんの詩碑とお別れです。白く頭がちょこんと写ってるのが、みんなが盛岡駅から乗って行った大型タクシーです。

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2013-10-25 22:48 |
カテゴリ:宮沢賢治
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