ようやく秋田にも春が訪れました。寒い3月でしたね。玄関前の階段の脇で、いつも雪を被りながら咲き始める原種の小さなクロッカスが、長野から帰ってきたら咲いていました。雪も道路わきに少し残ってるだけになっていました。2、3日中に全て消えてしまうでしょう。

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21日(金曜日)、3連休(3月21日~23日)に夫の姪っ子の結婚式が長野でありましたので行ってきました。私は長野へ行くのは初めてです。出発の前日、夫の妹から「長野は寒いので、中には厚めのセーターを着て、コートも寒くないものを着てきて」と電話がありました。私はタートルネックの薄いセーターにコール天のパンツスーツ、秋田ではあまり着用しないファーがついたストールと、これもめったに着ない裏地の付いた長めのコート(キルティングが取り外しできる)と皮手袋でスーパー秋田こまちに乗って出かけました。

この写真は田沢湖駅を過ぎた所です。遠くで除雪している赤い作業車が見えますね。川の流れも凍えてるように見えます。
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秋田杉の林は今は間伐する人もなく放置されてるところが多くあります。杉林は写真でも分かりますが、太陽の光が射さず昼なお暗く、さまざまの雑草や雑木が育たず、動物たちの食糧となるものがないので、従って動物は住めないんですよね。杉林によって生態系が破壊されてるともいわれています。杉・ヒノキ林は戦後国策としてブナなどの広葉樹を伐採し造林されたものです。今や人工林は全森林の41%にも及び、春とともに一斉に花粉を飛ばし、花粉アレルギーが全国的に蔓延する結果となってるのですね。
私は「木都能代」(昔は木材会社がたくさんありました。)で育ったので、バブル期の外材輸入など目の当りにし、自然と日本の森林・木にも関心を持つようになりました。能代は木材会社が昔日の影もなく少なくなりました。
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雪降る山々。
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きれいと見るか?寒いと見るか?
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色のない墨絵の世界。…毎日がこんなだと外にも出られずうつっぽくもなってしまいますね。
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少し居眠りしてしまい、目が覚めると福島県でした。空の青さに見入ってしまいました。秋田に住む私は青空に飢えてるんです。
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宮沢賢治の七つ森ではなく、七つの雲が並んで…。
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その雲がどんどん大きくなって…車窓から見える雲で遊んでしまいました。
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栃木県宇都宮駅で乗り換えて長野県長野市に近ずくと空が雲に覆われはじめました。周りの山々には雪はありませんでした。手前の流れは犀川でしょうか。
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長野駅に近くなると、すっかり曇ってしまいました。やっぱり寒いのかな?完全武装で長野駅へ降り立ちました。
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善光寺へ。善男善女になって(*^^)v。外気温は1~2℃でした。寒いんです。ダウンを着た人、ヌクヌクですね。
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私も階段を登ってワンコインを大きな賽銭箱にポンと入れて拝んできました。戦争が起こりませんように。戦争が無くなりますようにと。まったく他力本願(^_^;)です。横で男の方がパンパンと柏手を打っていました。今は神仏合体?お寺で柏手を打つ人が増えてると聞いたことがありますが、そのうちOKになっていく気がします。
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私も手でけむりを頭へかける。ボケませんように。
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これは撫で地蔵です。たくさんの人が撫でるので、ピカピカです。ここでは、ご夫婦が全身を一生懸命撫でていました。「もう悪いところだけで」と笑っていましたが「全身取り替えたいくらいですね」と、私が言うと爆笑してました。私はひざとお腹を撫でてきました。
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さすがに立派ですね。豪華で煌びやかですね。
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大きなお地蔵様ですね。善光寺には鳩がいました。
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六地蔵
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庭園も素晴らしいです。
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大きな赤松の前のお地蔵さまです。私が住んでた能代の家には黒松の木が植えられ、門の側らの1本だけが赤松でした。赤松の松の葉は年中黄緑色を帯び、葉が柔らかいのです。
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水子地蔵です。何か明るい飾りが見えると思って小さな坂を折れると、不運にも生まれることができなかった子ども(水子)に捧げるおもちゃがいっぱい掛けられていました。風で風車がカラカラと廻っていました。生花が手向けられていました。ここへ来られた女の人の悲しみと心の痛みを思わずにはいられませんでした。
流産・中絶ともに女性にとってはトラウマになってしまうことが多いのです。中にはなかなか回復できなく罪悪感のためうつ病になってしまう女性も居ります。相手の男性にはなかなか理解できないことです。だから女の人は余計悲しく辛いのですね。
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木の橋の真ん中に敷いてあるのはござ畳です。滑らないように敷いてあるのでしょうか。歩くと音もせず絨毯のように足には優しかったです。
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善光寺表参道に面した善光寺の門です。
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門を潜り抜けてから、みぞれが降り寒く手が凍えかじかんでしまいました。お土産売りのお店で、ふかふかに湯気を上げてる蒸し器のおやきを買って、勧められるままに歩きながら食べると、ようやく温まりました。
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石板には善光寺参拝50回記念東京月島七福神講と書いてあります。信仰心が厚いのですね。木の枝にはおみくじがかけられています。商売繁盛、家内安全と祈ったのでしょう。
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宝物展覧、中にお寺の宝物があるのでしょうね。
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小さな可愛いお地蔵さんといっしょに、狸がこれまた数珠をもって手を合わせてます。どういう意味が込められてるのでしょう。賽銭箱に100円納めました。
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大本願の石碑と合格祈願の赤い旗が。きっとお祓いして下さり「合格成就」などのお札がいただけるのでしょうね。
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「兄部坊」と書かれてる建物です。白い紙には善光寺参拝○○○様とかかれてました。みぞれが降りしきっていました。
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同じく「○○坊」、やはり善光寺参拝○○様と書かれていました。お休み処なのでしょうか?3階建てで珍しいのでパチリ。
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善光寺表参道の街並みです。レトロな感じのお店が並んでいます。
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長野駅へ行けるかと思って角を曲がるとそこはアーケード街でした。お花屋さん、洋服屋さん、野菜果物屋さん等が並んでましたが、シャッターが下りてるお店もかなりあり、人どうりが少ないのも変と思い「駅へ行きたいのだけど」と聞いてみると「ここではない」とさっき来た表参道へ戻りました。
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「信州煙火工業」って何?振り返ると「趣味の民芸ふじわら」と看板に書かれ、花火の尺玉が飾られていました。珍しくてパチリ。
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このお店は「美術銅器植木商店」骨とう品や掛け軸やお雛様、ウインドウの向こうに背が高い袴姿の銅像が見えますが、これは松代の思想家、佐久間象山の像です。象山神社に祀られています。掛け軸の前に小さく見える像は、薪を背負って書を読む二宮金次郎です。二宮金次郎の像は私が小学校一年生の当時、どこの小学校の玄関にも建立されていました。その前を通るとき、必ず一礼をしたものです。戦後、天皇のご真影と修身教科書に載っていた二宮金次郎の銅像が完全に撤去されました。
青い着物の童子像は横山大観の「無我」でしょうか。昔「無我」が切手になったとき、こんな絵があるのかと感動しました。切手は二枚だけですが大切にとってあります。「無心な童子」に見入ってしまうことがあります。
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近代美術シリーズ・横山大観「無我」(1983年発行)60円切手
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「絵解き寺かるかやさん西光寺」と看板が掲げられていました。赤い旗には「善光寺七福神【寿老人】かるかや山西光寺」と何やらおめでたく書かれてます。緑の屋根に赤い柱、赤い大きな提灯、赤い旗、面白そうでどんなところか寄りたかったのですが、1万歩近く歩いた足がビリビリしはじめ、寄ることは叶わずでした。、
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秋田ではとんと見かけなくなった公衆電話がありました。レトロな雰囲気が素敵ですね。
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21日は前泊を取っていたので、おばあちゃんから孫、ひ孫、きょうだいが集まり、長野駅前の「食事処飛騨」で、飛騨料理に舌鼓をうち、飛騨の銘酒「鬼ころし」で祝杯を挙げ、賑やかな前夜祭をしました。明日、22日はいよいよ結婚式です。
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これは22日(土曜日)朝の散歩時に撮った写真です。飛騨には昨年の9月初旬に、きょうだい揃って3泊4日の旅をした際、寄ったところです。この佇まいが懐かしい気がして寛げました。お店も結構流行っていました。
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結婚式編へ続く
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2014-03-27 14:20 | カテゴリ:日記