3月7日(日本時間8日午前1時過ぎ)ソチパラリンピックがはじまりました。再び聖火台に灯がともりました。参加国は47か国、懸念されたウクライナ選手団も参加し、ほっとしました。政治的には全然予断は許されませんが。
選手たちの努力と勇気と負けじ魂の結晶である競技はきっと感動してしまうと思います。

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写真では分かりにくいですが、ソ連中から集められた少女のバレリーナがダンスで作った雪の結晶です。雪の結晶はいろいろな形に変わり、見とれてしまいました。
空中に浮かぶピンクの風船に吊り下がったブランコに乗り、赤い裾がひらひらする洋服を着た女性が会場を浮遊するという火の鳥ショウも同時に繰り広げられました。壮大な演出です。

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急いでスマホで撮ったら画面がこんなになってしまいました。この後、整然とした行進がそれぞれ縦、横、斜めと自在に繰り広げられ、よくぶつからないなと感心してしまいました。この演出の指導者は日本人であると聞き誇らしかったです。(以前、テレビでこの自在な行進を大学生が行っていたのを見たことを思い出しました。)
行進(きっと名前があると思いますが)の後、風にたなびく青、白、赤のロシア国旗になりました。
白は高貴と率直の白ロシア人を、青は名誉と純潔性の小ロシア人を、赤は愛と勇気の大ロシア人を表します。
旗の3色は汎スラブ色として、多くのスラブ系諸国で用いられています。

ソチパラリンピックのテレビ放送が本当に少ないですね。こんなページを見つけました。
【何ひとつあきらめない。だからその人は強い】
ソチ2014パラリンピック冬季競技会 
http://www.sukachan.com/paralympic2014/

NHK福祉ポータル ハートネット 
http://www.nhk.or.jp/heart-net/special/sochi/index.html

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さて、「リハビリと私」をまたまた続けます。
『完全図解 介護予防 リハビリ体操大全集』大田仁史編著 三好春樹編集協力 2010年 講談社 
私はこの本を東京青山のクレヨンハウスで買い求めた。とにかく大きく重い。量ってみたら1,4kgあり驚いた。帰宅して夫に見せたら「何を考えているんだ?何するつもり?」と言われた。「見ればわかるでしょ」「・・・・・・」夫は呆れていた。でも私は真剣だった。再生が老いに追いつかなくなる日、その時のために知識は必要であり、生活に役立つと考えていた。
モデルハウスを買ったとき、家の玄関前に何本も旗が立てられていた。その旗に書かれていた言葉が「クオリティ・ライフ」であった。家には、玄関や廊下、階段、トイレ、風呂、洗面所等にすべて手すりが設置されていた。その当時、50代後半だった私は「なんぼなんでも早すぎるな」と手すりを見て思っていた。しかし、「備えあれば憂いなし」であった。10年後手すりは役立ち、私は助けられた。

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はじめに
 高齢者は、加齢にともなってさまざまな問題に直面します。(中略)疾病と運動器疾患が重なりあって、介助なしに日常生活を送れない人もいます。障害や病気を苦にして、閉じこもりや寝たきり生活に入ってしまう人も少なくありません。
このような人に総じて言えることは、からだを上手に動かすことを知らないことです。困難や障害があっても、最低限の筋力さえあれば、からだの動かし方を工夫するだけで質の高い生活を送ることができるのですが、こうしたことはあまり知られていません。(引用P2)

これを読んだとき、深いため息が出ました。情報社会と言われながら、人が人らしく生きられる基本情報がすっぽり抜けていると思いました。だから、私は長いリハビリ日記を書いてると言えます。高齢になったからと言って、「こんなものさ」と、むざむざ生きることを諦めてほしくないのです。
私はふらつくと、友人たちは「私もそうよ。年を取ればみんなそうなる、同じよ」。たぶん励まして言ってくれたのだとは思うが、自然な老化とは確実に違う、まして同年代の友人がこんなに思わぬ方向に体が傾き、足がもつれることはないはずだ。老化現象だと納得はしたくない。年を取ったから抵抗力が落ちて3半規管にヘルペスができた、そのため耳が聞こえが悪くなるのはある程度いた仕方がないことだが、歩くことが酷く不自由になることは、断じて許しがたいことだった。
この本は高齢者がクオリティ(生活の質の高さ)ライフを保つための知識の宝庫であり、すぐ実践できるように実に優しく詳しく書かれています。3800円という値段も決して高くないと思います。

わが家の周辺にも介護施設が竹の子のように建設され続けています。秋田は介護施設数においても日本一ですから、我が町はその秋田の中でも施設が一番多いと思っています。
倒れてから介護ではなく、必要なのは「寝たきり予防センター」だと思います。病気になっても寝たきりにならずに回復できることをもっと高齢者はもちろん、周囲の人が知る必要があります。

介護施設は超高齢老人大国にあって、これからも儲かると踏んで建設が続いてるのですね。「寝たきり予防センター」は?金にならないんでしょう。ではどうするか?政治的に予算をつけて、国並びに都道府県、市町村が作ればいいんです。介護施設に莫大な補助金を出しているのですから、そこの考え方を改めないといけないんですね。
ちゃんとした運動指導ができるインストラクターやリハビリ作業療法士や福祉士を臨時職員などケチなことは言わないで正職員として雇用し、誇りを持って働けるようにすればいいんです。
介護師や看護師等、人の命を扱う人たちの待遇が劣悪だから定着せず、常に現場は人手不足状態なのだと思っています。苦労に応じた、報酬が必要なのです。この人たちの賃金は安すぎです。

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いきなり100歳まで生きるという本を2冊も並べられて驚かれたことでしょう。
『めざせ100歳 ! ~いつまでも健康で長生きできる31の秘訣』デービット・マホニー/リチャード・レスタック著樋口恵子[監訳] 門脇恵実[訳] 2001年初版本 (サンブックス)
樋口恵子さん(評論家81歳)については「リハビリと私No2(2月4日)」の日記に『花婿学校』校長だったということを書きましたが、行動の人です。全国組織の「高齢社会をよくする女性の会」理事長であり、「女性と仕事の未来館」初代館長でした。『ぬれ落ち葉』(定年退職後、仕事ばっかりだった男性が新しい人間関係を作れなくて、妻にべったりついて歩くこと。)は樋口さんの造語です。1985年には流行語大賞新語部門:表現賞を受賞しています。また、石原慎太郎の【ババア発言】に怒り、2003年の東京都知事選に立候補しましたが、残念ながら大差をつけて石原氏に敗けてしまいました。

驚いたことに77歳の時腹部動脈瘤を3か所切除し4時間余り大手術をされてたことです。医師曰く「世界で一番痛い手術だ」と聞かされたとのこと、24日入院し5㎏減、コブを取ったら「小ぶとりばあさん」など、周りを笑わせていましたが、実は大手術後、24時間も経過しないうちに、100m歩かされるという鬼のリハビリが行われたのでした。お蔭で、1週間後もう講演に九州まで行かれたのでした。『人生100年時代』を提唱してる自分が77歳で死んではいられないと思ったそうです。

費用は500万、しかし高額医療制度などに助けられ、実際かかった費用は15万くらいだったそうです。と言うのは、先進手術を誰でも受けられるということですよね。ただ、高度の医療を施せる病院施設が近くにあるかどうか生死にかかわる大問題なのですね。

『めざせ100歳!』では、「リハビリと私NO4」に述べたノーマン・カズンズ氏『死の淵からの生還』(P122)についても触れられています。
(この項追記あり。)





    宮沢賢治  「疾  中」(しっちゅう)より

      〔手は熱く足はなゆれど〕

    手は熱く足はなゆれど
    われはこれ塔(たふ)建つるもの
    
    滑(すべ)り来し時間の軸(ぢく)の
    をちこちに美(は)ゆくも成りて
    燦々(さんさん)と暗(やみ)をてらせる
    その塔のすがたかしこし

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2014-03-09 04:55 | カテゴリ:リハビリ