敗戦後70年目、2015年8月15日の朝の空は青く澄みわたっています。70年前の1945年8月15日、今日のように晴れ渡りとても暑い日だったと記憶しております。
疎開先の田舎の物置小屋を改造した小さな家で、ラジオから流れる玉音放送を聞きました。「神風など吹かない」「バケツリレーでB-29爆撃機に勝てるはずがない」と言っていた母が、どういうふうだったのか記憶にありません。「戦争に負けたのだから日本国民は奴隷にされる」「女たちは顔に墨を塗らなければ」と言う大人たちの話を聞き、「どうなるんだろう」と、幼い私はとても不安でした。

2015-08-16_07-59-44.jpg

<玉音放送は予告された>
1945年8月14日21時と15日7時のニュースで、「このたび詔書が渙発される」「15日正午に天皇自らの放送がある」「国民は一人残らず玉音を拝するように」「昼間送電のない地域にも特別送電を行う」「官公署、事務所、工場、停車場、郵便局などでは手持ち受信機を活用して国民がもれなく放送を聞けるように手配すること」「新聞が午後一時頃に配達される所もあること」などが報じられていたのでした。
※ 出典 wikpedia

2015-08-15_10-21-18.jpg

玉音放送においては、「朕は帝国政府をして米英支蘇四国に対し其の共同宣言を受諾する旨通告せしめたり」(私は米国・英国・支那・蘇連の4か国に対し、共同宣言を受け入れると帝国政府に通告させた)という文言が「日本政府はポツダム宣言を受諾し、降伏する」ことを表明する最も重要な主題でした。

有名な映画『日本のいちばん長い日』が、15日の朝まで続いていたのですね。まだ映画を観てない方は是非ご覧ください。

その宮城事件とは、1945年(昭和20年)8月14日の深夜から15日(日本時間)にかけて、一部の陸軍省幕僚と近衛師団参謀が中心となって起こしたクーデター未遂事件です。

日本の降伏を阻止しようと企図した将校達は近衛第一師団長森赳中将を殺害、師団長命令を偽造し近衛歩兵第二連隊を用いて宮城(皇居)を占拠した。しかし陸軍首脳部及び東部軍管区の説得に失敗した彼らは自殺もしくは逮捕され、日本の降伏表明は当初の予定通り行われたのです。
※ 出典  wikpedia

2015-08-04_11-27-04.jpg

私にはNHKで繰り返し放送される、皇居前広場にひれ伏し慟哭する市民の映像と、昭和天皇の「堪え難きを堪え、忍び難きを忍び」のお言葉が強く印象に残っています。

当時、天皇陛下の肉声を聞くことは日本人として前代未聞の恐れ多いことでした。「終戦の聖断下る!」「日本破れたり!!」にわかに信じがたく人々の間に「戦争が終わったらしい」「無条件降伏」「ポッダム宣言全面受諾」「嘘だろう!」「デマだよ!」・・・「一億火の玉になって!」「本土決戦だ!」と混乱があったと聞いています。当然ですね。言論統制されていて事実は何も知らされてなく、「勝った!勝った!」の報道を信じていたのですからね。
戦争が終わったという安堵のうれしさと負けた悔しさと悲しみが入りまじり、複雑な気持ちだったと思います。

(注) <ポッタム宣言>
1945年7月、アメリカ、イギリス、中国、ソ連の主要連合国が、日本に降伏の機会を与える条件として発した共同宣言。

2015-08-18_09-31-34.jpg

8月15日、全国戦没者追悼式が日本武道館で行われました。
式典では、参列者が式壇に菊の花を手向けて、戦争で亡くなったおよそ310万人の霊を慰めました。終戦から70年を迎えて遺族の高齢化は一層進み、ことし、参列した遺族のおよそ8割は70歳以上となっています。

2015-08-15_12-06-03.jpg

天皇陛下が「国民のたゆみない努力と、平和の存続を切望する国民の意識に支えられ、我が国は今日の平和と繁栄を築いてきました。ここに過去を顧み、さきの大戦に対する深い反省と共に、今後、戦争の惨禍が再び繰り返されぬことを切に願い、全国民と共に、戦陣に散り戦禍に倒れた人々に対し、心からなる追悼の意を表し、世界の平和と我が国の一層の発展を祈ります」とおことばを述べられました。
※ 出典 NHKニュース

2015-08-16_08-08-37.jpg

わが家のミミちゃん、こんな所で平和を満喫しています。ここは陽が射して暑いはずなのに、ニャンコの体感温度ってどうなってるのかしら(?_?)。

2015-08-15_13-11-46.jpg

午後、「秋田の女たちが呼びかける 8・8県民アクション」の振り返りと今後の活動について話し合いがもたれ、参加して来ました。

2015-08-15_14-39-14.jpg

シュプレヒコールの声が聞こえてきて窓の外を見ると市民が「安全保障法ハンターイ!」「九条を守れッ!」「戦争するなァ~!」と叫びながら、暑さにもメゲズ旗をなびかせて行進してました。

2015-08-15_14-56-59.jpg

30日、「秋田総がかり集会」があるというので参加しようと思っています。今日はバスではなく友人の車で帰宅、暑さに弱いので助かりました。

2015-08-15_17-06-08.jpg

東京から帰郷してる子どもたちと外食に出かけることになりました。太陽が燃え尽きようとしていて急いで車内からパチリ。
70年前の夕陽もこうだったのだろうか?日本人一人ひとりどんな思いで戦いが終わった夕焼け空をみたのでしょうか。戦地の兵士たちは・・・何だか辛く悲しくなり夕焼けを見ていて涙が溢れ出てしまいました。

2015-08-15_18-13-11.jpg

食事後、子どもがドンキに寄ってくれてブックオフで買った本です。「そんなに買ったの!」とツレと子どもたちに笑われてしまいました(^_^;)。しばらくヒマなしになりそうです。『新リア王』は、上野千鶴子さんに勧められた本です。

2015-08-16_16-14-16_20150817052742400.jpg

今読んでるのは下の2冊です。「暴力」をなぜ人は欲するのでしょうか・・・。

2015-08-16_16-59-36_20150817052744d10.jpg

スポンサーサイト

2015-08-17 05:31 | カテゴリ:日記