宮沢賢治 詩ノート

      〔政治家〕

  あっちもこっちも
  ひとさわぎおこして
  いっぱい呑(の)みたいやつらばかりだ
        羊歯(しだ)の葉と雲
            世界はそんなにつめたく暗い
  けれどもまもなく
  さういふやつらは
  ひとりで腐(くさ)って
  ひとりで雨に流される
  あとはしんとした青い羊歯ばかり
  そしてそれが人間の石炭紀であったと
  どこかの透明な地質学者が記録するであらう


今日は、私の好きな「中島みゆき」さん作詞作曲の『世情』を紹介します。
『世情は』はオリジナルアルバム『愛していると云ってくれ』に収録されているうちの一曲です。1978年4月10日発売されています。
紹介するのは、あの時代、『思想は行動である』と、正義を求める青年たちの行動が確かにあった。その衝撃的な映像と、私たちに今も問いかけるみゆきさんの歌です。

あの時代、私も総評傘下の労働組合員として、安保条約反対、成田空港反対、三池炭鉱闘争、六ケ所村核処理反対、労働条件向上、合理化反対、賃上げ闘争、春闘などへ参加し、シュプレヒコールを叫び、労働歌を歌い、デモに参加した。みんな貧しかったが、働く者の生活の向上と住みよい世の中を作りたいという熱い思いがあった。
あの時代から見ると、私たちは、いつの間にかとても静かな国民なってしまったと思います。流れ流され私たちはどこへ行きつくのでしょう。



 世の中はいつも変わっているから  頑固者だけ悲しい思いをする・・・♪

 世の中はとても臆病な猫だから  他愛のない嘘をいつもついてる…♪

私は民主主義国家において必要なのは、「特定秘密保護法」でなく、国民への「情報の開示」あり、「国民の知る権利の保護」だと思います。
東京電力福島第一原発事故で、堂々と情報が隠ぺいされる事実を、私たちはさんざん見聞きし、経験しています。
私たちが10年以上も(女性は20年も)かかって働かなければ手に入らない「5000万円」が簡単に手から手に渡る世の中。その手が汚れてないと誰が言えるでしょうか?
世の中が秘密だらけになって、みんなが疑心暗鬼に陥り、市民同士が監視し合う社会になってしまわないか、誰もが「見ざる・言わざる・聞かざる」になり、戦前の寒く暗い時代に逆戻りし→『世界はそんなにつめたく暗い』になってしまわないか、とても心配しています。私には軍靴の音が聞こえています・・・。

スポンサーサイト

2013-11-24 15:56 | カテゴリ:宮沢賢治