【 DV5万9000件 ストーカー2万2800件=最多更新、体制強化で逮捕大幅増 】
 ( 警察庁発表 )

2014年、全国の警察が把握したDV(ドメスティックバイオレンス)被害は5万9072件で、前年より9539件(19、3%)増の過去最多を更新しました。このグラフには同居の交際相手からの暴力も表示されています。
DV被害者は95%が女性です。

グラフで分かる通り、約6万人の女性が恐怖を感じ警察へ助けを求め相談しているのですね。警察へ行けないまま、誰も見ることのできない家の中で、夫や恋人から暴力を受け、恐怖に晒されている女性はどの位の数になるのでしょうか。内閣府の調査を踏まえて考えると、何百万人にも上る数の女性が我慢を強いられ、苦しんでいることになります。

2015-03-27_15-50-26.jpg

同じく、2014年、全国の警察が把握したストーカー被害は2万2823件で、前年より1734件(8、2%)増に上り、最多となっています。
ストーカー被害者は89%が女性です。20代36%、30代27%、40代18%、10代9%です。
ストーカー加害者は20~40代が65%、60代も10%近くいるとのことです。

警察庁は「社会的関心が高まり、相談が増えた上、警察が積極的に事件化した影響がある」と分析しています。

(※ 出典 時事ドットコム・【図解・社会】ストーカーとDVの認知件数 記事 3月19日 参照 )

2015-03-27_15-55-25.jpg

虐待された疑いがあるとして、2014年に全国の警察が児童相談所に通告した18歳未満の子どもは2万8923人です。前年より7320人(34%)増加しました。

統計を始めた04年の30倍となり、10年連続で増加し過去最悪を更新しました。7%に当たる2034人の子どもは、生命や身体の危険があったため警察が一時保護しました。

通告は、暴言や無視などの心理的虐待が39%増の1万7158人で60%、身体的虐待が25%増の7690人、怠慢・拒否(ネグレクト)は32%増の3898人、性的虐待は19%増の177人でした。

警察庁は「深刻な事件が相次いで国民の認識が一層高まり、通報が増えた」と分析しています。
★ 子どもの虐待を見聞きした人には通報義務があります。(児童虐待防止法)

なお、心理的虐待のうち、子どもの前で配偶者間暴力(DV)が行われた「面前DV」が1万1669人(45%増)に上りました。
【子どもの虐待防止法】では、両親のDVを目撃して育つことは子どもにとって「虐待である」と明示されています。子どもはDVの第二の被害者です。母親と同じく傷つき、DVの影響を強く受けて育ちます。

私のホームページ【マリコのかけ込み部屋】・子どもの虐待チェックシート・虐待する親のチェックシート・DVは子どもの虐待など、<子どもへの虐待>について載せてますので、ご覧下さい。

私が気になっているのは、ホットラインにかかってくるクライシスコールの中に、かなりの数の虐待されたまま大人になってしまった女性たちがいることです。
この女性たちには何の救済策もなく、傷ついたまま放置されていることです。
つまり、「子どもの虐待防止法」が施行され、世間の注目を集める以前に、子ども時代に親から虐待を受け、虐待が日常化した中で成人してしまった子どもたちのことです。

少子化に力点を置いた政策を取りながら、「マタニティ・ハラスメント(マタハラ)」が公然と行われ、「妊娠してご免なさい」と言わなければならない状況である、一人ひとりの命を大事にしない日本社会は異常です。至る所に暴力の芽が隠されていて、いつ牙をむくか恐れなければならない、女性と子どもにとって安全・安心がない社会は大きなリスクを背負っていると言えるでしょう。

女性が自分らしく「人間として一人前」を生きられる、暴力がない安全な社会の到来を望んで止みません。日本社会は安全と言われていますが、現実には女性や子どもは常に暴力の危険に晒されている社会です。

( ※ 出典 時事ドットコム 【図解・社会】 記事 3月26日 参照 )

2015-03-27_15-36-57.jpg

3月23日(月)、大潟村へDV基礎講座 『女性と子どもたちのSOSが聞こえていますか?』の講演のため行って参りました。

DV・モラルハラスメント被害を受けたことがある女性は3人に1人。
身体的暴力を受けたことがある女性は4人に1人。
執拗な暴力を繰り返し受けている女性は10人に1人。
一度でも命の危険を感じた暴力を受けたことがある女性は20人に1人。
何度も命の危険を感じる暴力被害にあってる女性は100人に1人。
デートDV被害にあってる女性は4人に1人。
そして、3日に1人の女性が男性の暴力によって殺されています。(内閣府統計)

安全、安心である家庭の中に、これほど多くの女性が危険な暴力に晒されているのです。

講座では、私たちの周りに必ず暴力を受けて、それを誰にも言えず苦しんでる女性がいること、被害女性に、この人は大丈夫と勇気を出して相談されたら、「夫婦なんだから我慢しなさい」など、決して二次被害を与えるようなことを言ってはならないこと、DV被害を受けている女性の話を信じて聴くこと、相談先を知らせること、危険なときはすぐ逃げるよう伝えてほしい等、お話してきました。

DV被害女性や虐待されてる子どもの周りにいる私たちが暴力へ対する敏感なアンテナをはり、見逃さないことで危険に晒されてる命を助け出すことができるのです。
★ DVを見聞きしたら警察へ通報しましょう。匿名でOKです。
☆ DV・モラルハラスメント&二次被害については【マリコのかけ込み部屋】をご覧ください。

2015-03-27_16-03-05.jpg

23日は、また冬が戻ってきて道路に標示された気温は0度。しまい込んでいた冬のコートを着て、手袋までして車に乗り込む。寒~い(*_*)よ~。

2015-03-23_12-58-07.jpg

雪の田んぼ、すっかり冬景色になりました。

2015-03-23_12-31-05.jpg

講座が終わり、大潟村役場の2階の窓から外を見ると、もう雪が消えていました。やっぱり春の雪ですね。大潟村は広大な八郎湖を干拓した米作地帯です。
野の花日記で、昨年5月4日<大潟村のさくらと菜の花>を紹介してあります。目の保養にどうぞご覧ください。

2015-03-23_13-15-43.jpg

大潟村の直売所は中を改築中でお休みでした。強風が吹く中で車の陰からようやく撮った一枚。青空がきれいに撮れててラッキー。

2015-03-23_16-38-01.jpg

スポンサーサイト

2015-03-27 16:13 | カテゴリ:DV・モラハラ
3月14日(土)午後の飛行機で東京へ研修のため向かう。眼下にわたあめのような雲が。

2015-03-14_13-40-27.jpg

東京湾。

2015-03-14_14-05-42.jpg

羽田空港ビルと走り回る作業車。

2015-03-14_14-18-55.jpg

ターミナル1。JALを利用したのは初めてでした。東京滞在時間の関係で普段はANAを利用してます。今回は滞在時間が短かったため、渋谷の「Bunkamura」のル・シネマで観たかった映画『パリよ、永遠に』も見る時間がなかったし、展覧会を見たりすることも、落合恵子さんの「クレヨンハウス」へ行って本を買うことも叶いませんでした。ぶらり東京の町を歩くのが好きな私なのに残念(-.-)でした。そういえば、東急プラザ渋谷が3月22日をもって閉館してしまったのでした。今後超高層近代ビルに生まれ変わるらしいのですが。

2015-03-14_14-45-31.jpg

2015-03-20 16:17 | カテゴリ:日記
私はカウンセラーです。2月20日(金)早朝、川崎市の多摩川河川敷で暴行を受け遺体となって発見された中学1年生、上村遼太さんのことが、ずっと心に引っかかっていました。

上村遼太さんは2月の寒く冷たい川に、裸で泳がされた後、暴力を振るわれ、裸のまま跪かされ、イスラムの処刑のやり方を真似た少年たちに、工具用カッターで顔や手足を傷つけられ、首を切られ(深さ10センチ)、失血死させられました。「助けて!」と命乞いもしたことでしょう。その後、三人の少年たちは遼太さんの遺体を足で蹴飛ばして草叢へ移動させた・・・あり得ない行動、惨(むご)すぎる殺人事件です。
※ 毎日新聞 3月3日 から写真をお借りしました

2015-03-05_03-05-32.jpg

少年法に守られて、26日(木)になってようやく逮捕された18歳の少年と2人の17歳の少年の犯した殺人という重大な犯罪。「今は話せない」「思い出せない」「俺はやってない」とシラを切り、お互いに「あいつがやった」と殺人をなすり合う。18歳の少年の父親がマスコミに対して「一緒に家にいた」と嘘のアリバイ証言する等、余りに不実で赦しがたいことが続きました。3月6日午後、県警が現場の河川敷に18歳少年を立ち会わせ、実況見分が行われ、ようやく殺人の事実に触れはじめたばかりです。
(身内を守るために嘘のアリバイを証言しても、刑法上は無罪だということですが、怒!怒!怒!この親にしてこの子ありです。)
この事件、犯人たちはしっかり自分の犯した罪、殺人の重大さを自覚し、罪を償ってもらいたいです。

2014-07-26_05-06-58.jpg

私の心に引っかかったのは、遼太さんが小学3年生の時、母親が5人の子ども引き取って離婚しているということです。
キーワードは「5人の子ども」(性暴力による望まない妊娠)。「離婚」(DVがあったのでは?)、この二つです。

子どもが怪我をし目の周りを真黒にしても、額に生々しい傷があっても病院へも連れて行かず、警察へも届けず、誰にも相談せず、学校からの先生からの再三の連絡(訪問5回、電話33回)をも拒否する。
子どもが夜遊びをし、怪我を負い何日も帰宅しない状態でも捜索願も出さず放置する。

「親はどうしちゃったの?」

夫からのDVがあったと聞いて、私の頭の中のパズルがピッタとはまったのです。
以下は私の仮説です。

<DV被害者の母親>
息子の遼太さんの怪我したどす黒い眼をみて、お母さんは「フラッシュバックで固まり動けなかった」のではないか。
トラウマが甦り、「思考停止」に陥ってしまったのではないか。
気丈と見えたのは「乖離」しているから。
「誰にも分かってもらえない」「誰も信用できない」という「人間不信」があり、「自己防衛」のため、誰にも相談せず、先生のことも拒否してしまったのではないか。
息子の苦境に際し、お母さんは自分のことで精いっぱいで、最大限の【親として子どもの安全を守る】配慮を持てなかったのだと思われます。

5人の子どもを育てるため、昼夜たがわず働き続け、夕食を菓子パンにせざるを得ない貧困と、時間に余裕がない過労状態にあり、正常な判断ができなかった。中学1年生の息子に「夜遊び止めなさい」と制止しなければならなかった親として機能を果たせなかった。
ネグレクトと非難する向きもありますが、DV被害を受けた結果、お母さんのこのような状態は、【 異常な状態における正常な反応 】と言えます。

お母さんのとった行動は、結果的には親として褒められるものではないけれど、夫からDV被害にあっていたからこその結果であり、責めないでほしいと思います。お母さん一人に責任があるわけではありません。
遼太さんが明るく優しい良い子に育ち、みんなに慕われていたのは、一生懸命に働くお母さんの姿を見て育ったからだと思います。

島根県の隠岐諸島の西ノ島から神奈川県川崎市へ移り住み、自然に恵まれ人情が厚い島から都会へと環境が激変し、こころ淋しく、その心の隙間につけ入ってきたのが非行少年たちだったのでしょう。
「万引きしてこい!」「けんかしろ!」と命令され、不良グループを抜けようとして散々暴行を受け、そして起きた不条理極まる凄惨な中学生殺人事件です。

2014-10-16_10-22-16.jpg

「父親は何をしてるの?」

<DV加害者の父親>
DV父親は息子の上村遼太さんを見殺しにしたと言ってもよいでしょう。
DV男たちは子どもに対して無関心です。ほとんどのDV男は別れた妻子を見捨て、養育費を払いません。
このような究極の悲しい息子の死を無視し、遼太さんに手を合わせにも行かない。
DV被害を受けた母子にとっては父親と呼べないのがDV男たちです。
遼太さんの父親は「全く親の責任を果たさない」、自分さえ気楽に暮らせればいいという、「自己愛性人格障害」ともいわれる自己中DV男なのです。
DV男たちは父親としては毒親です。
DV家庭は子どもにとっては虐待環境(子どもの虐待防止法)であり、機能不全家庭です。

遼太さんの父親は、「母親の子育てが悪いからこうなったんだよ」と、責任を全部お母さんにかぶせ、自分は平気で海釣りを楽しんでるのかと想像してしまいます。

子どもは親を選べないのです。子どもはどんな親でも親しか頼ることができないのです。

遼太さんが発信していたSOSに、周りの大人たち(親・学校・警察・地域)が早くに気が付いていたら、遼太さんの命は救えたでしょう。大人の無関心、たいしたことないと見過ごすたびに、友達にいじめられたり、親に虐待されたりしている子どもたちの命が失われていくのです。
私たちは大人はアンテナを張り、こどものSOSをキャッチし、子どもを守り育てることこそ、大人の責任なのではないでしょうか。

三船美佳さん、高橋ジョージさんのモラハラ離婚裁判と同じように、マスコミが「中学一年生殺人事件」が起こった悲劇の根っこに「DVがあった」ということを、DVがどんなに妻や子どもたち、その家庭を破壊する暴力か、広く広く社会に知らしめてほしいと思います。

上村遼太さんのご冥福をお祈りします。

2014-11-02_11-17-47.jpg

DVについては私のHP、【マリコのかけ込み部屋】をお読みください。

2015-03-06 18:05 | カテゴリ:子供の虐待
<うれしいひなまつり>
あかりをつけましょ ぼんぼりに
お花をあげましょ 桃の花
五人ばやしの笛太鼓
今日は楽しいひな祭り (^^♪ (サトウハチロウ作詞 河村光陽作曲)

3月3日、今日はひな祭りです。ひな祭りは春の訪れと女の子の健やかな成長を祈る節句です。
これは行きつけの美容院の木目込み人形のお雛様です。可愛いですね。

2015-02-20_14-52-10.jpg

こちらは大型店で展示販売中のお雛さま。わが家のお雛様は納戸の箱の中。秋田市へ引越しをしてきた初めの頃は七段飾りを飾っていましたが、段を組立緋毛氈を̪掛け、出したり片づけたりするのが億劫になり、お内裏様だけ日本間に飾ったりしましたが…(^_^;)。お雛さまにすっかりご無沙汰しています。お雛さまごめんなさい。

2015-02-11_20-15-24.jpg

お雛さま。やっぱり素敵ですね。
テレビニュースで、少子化だけどお雛さまの生産数は27万台とずっと変わらないそうです。数が減らないのは60代の女性が自分のために買う方が増えているからと聞いて…びっくりです。余裕ができたのでしょうか。

2015-02-11_20-17-41.jpg

「草の戸も 住み替(か)はる代(よ)ぞ 雛の家」 芭蕉 『奥の細道』 

人に譲り渡した、隅田川べりの芭蕉庵の柱にこの句を掛け、松尾芭蕉は奥羽地方へ旅に出た。わびしい草庵も住みかわるときになり、これからは華やかな雛人形を飾る家になるだろう。
※出典 『難字と難訓』 長谷川滋成著 講談社現代新書 

私は、「譲り受けた人に小さい女の子がいたのかな」と想像する。
 
赤い座布団ごと手のひらに納まる小っちゃなウサギのお雛さま。

2015-03-04_02-33-35.jpg

ひな祭りが終わるとホワイトデー。

2015-02-17_12-08-34.jpg

そして、入学式。イベントは続きます。

2015-02-09_19-48-13.jpg

こんな看板が!!ムリムリ!!たとえ無理でも長持ちさせるためにはお手入れは大事ですよね。でもこの頃のテレビ、新聞、雑誌の誇大広告に騙されないように。オレオレ一番と勝手に言ってるだけですから。
何より肝心なのは、ずっと続けるバランスの良い食事(栄養)と運動です。サプリメントを摂ってるからと、お菓子や菓子パンを食事代わりにしていては美も健康も逃げて行くだけです。頭の健康のためには読書がお薦めです。

2015-02-11_20-48-30.jpg


2015-03-03 22:26 | カテゴリ:日記